6日午前の東京株式市場は上昇して取引が始まった。日経平均株価は4営業日続伸し一時、平成3年11月以来、約29年ぶりの高値水準をつけた。米大統領選は民主党のバイデン前副大統領が優勢の一方、米連邦議会は上下院の「ねじれ」が続く可能性があり、増税や規制強化が難しくなるとの見方が好感されている。
日経平均は午前10時前、前日終値比173円99銭高の2万4279円27銭まで上昇。一時、平成30年10月2日の終値2万4270円62銭を上回った。この水準を超えたまま6日の取引を終えれば、終値として平成3年11月以来29年ぶりの高値となる。
一方、東京外国為替市場では、対ドル円相場は1ドル=103円台後半で取引され、朝方よりも円安に傾いている。
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