[ロンドン 18日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の9月の減産順守率は115%と、わずかに低下した。関係者が明らかにした。OPECプラスが生産目標を引き上げたにもかかわらず、一部の参加国が増産に苦戦し目標を達成できていないことを示している。
OPECプラスは、9月に生産目標を日量40万バレル引き上げた。10月と11月にさらに日量40万バレルのペースで増産することで合意している。
アンゴラやナイジェリアでは、投資不足や保守作業の問題から増産が進まず、今後も西アフリカ生産諸国への影響が懸念される。
原油価格の上昇に伴い、米国など主要消費国が増産を要請したにもかかわらず、OPECの実質的リーダーのサウジアラビアは先週、OPECプラスの段階的な増産政策を擁護した。
OPECプラスへのさらなる増産要請について、サウジアラビアのエネルギー相、アブドルアジズ・ビン・サルマン王子は「増産していると言い続けている」と述べた。
OPECプラスは11月4日に12月分の対応を決める会合を開く。
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