
東京株式相場は続伸。祝日休場前の米債利回り上昇を受けて売りが先行していたハイテク株が反発。フィラデルフィア半導体株指数は2%近く上昇し、日本株も電機などの関連銘柄が高い。外国為替市場で円相場は週明けからの反発基調が和らいでいることから、自動車などの輸出関連株にも買いが入っている。
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市場関係者の見方
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジスト
- 米半導体関連が切り返し全体としては米国株はしっかり。日本株も半導体製造装置など関連銘柄に買いが入ってくる可能性は高い。日経平均は構成する寄与度上位の値がさ株が上昇し、続伸しそうだ
- 10日の米国市場は米消費者物価指数(CPI)の発表で利益確定の売りを出す動きになったが、好業績銘柄には押し目買いが入っていた。11日の米株価指数はS&P500種とナスダック総合が上昇し、投資家心理は冷えていない。ダウは下落したがディズニー株の影響が大きかった
- 外国為替も米長期金利が跳ね上がった後にドルを買う動きが出てドル・円相場は114円台に乗せて落ち着いており、輸出関連にとってはプラスに働く
東証33業種
上昇率上位 | 不動産、パルプ・紙、サービス、非鉄金属、化学 |
下落業種 | 海運 |
背景
- 【 米国市況】S&P500種は上げ幅縮小、消費者物価なお焦点-ドル上昇
- アリババ「独身の日」セール、商品取扱額9.6兆円-前年を上回る
- ユーロ圏インフレ、23年に急減速しECB目標下回る- 欧州委見通し
- ドル・円相場は1ドル=114円近辺で推移、前日の日本株終値時点は113円94銭
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