東京株式相場は反発。米ハイテク株高を受けて投資家心理が改善した。電機や機械株に買いが入っている。鉄鋼や非鉄金属などの素材株が高く、自動車やゴム製品株の上げが目立つ。ただ、取引開始後の株価指数は上げ幅を縮小している。20、21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて買いの勢いは乏しい。
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市場関係者の見方
しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長
- 米国株が上昇した安心感から短期的な買い戻しが入っているのだろう。三連休の間に利上げ幅が1ポイントになるとの観測報道は続かず、投資家の警戒は弱まった
- ただ株高も、短期的なポジション調整の買いが入った程度だ。じわじわと売りに押される展開もあり得る。FOMC前にポジションを取るという感じでもない
野村アセットマネジメントの石黒英之シニア・ストラテジスト
- 米国株が上昇した流れを引き継ぎやすい。米国株はFOMCの結果発表をきっかけに株式市場にあく抜け感が出るだろうと見越した買いが早くも入っている印象だ
- 半面、政治リスクが相場の重しとなりそうだ。岸田政権が防衛費増加のため法人税などを増税するとの報道があった。支持率が低下する中で増税に踏み切れば、退陣に追い込まれる可能性が浮上する
東証33業種
上昇率上位 | 鉄鋼、輸送用機器、ゴム製品、非鉄金属 |
下落率上位 | 海運、不動産、医薬品、精密機器 |
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