
11日の債券相場は下落し、長期金利は9年8カ月ぶりとなる0.7%に上昇した。日本銀行の植田和男総裁がマイナス金利政策を解除する上で、年末までに十分な情報やデータがそろう可能性はゼロではないと述べたとの一部報道を受け、売り圧力が強まっている。
日銀総裁、賃金と物価の好循環のデータが年内にそろう可能性も-報道
岡三証券の長谷川直也債券シニアストラテジストは、植田総裁の発言を受けて、イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)撤廃と同時にマイナス金利解除が決定される可能性があるとの見方に変更した上で、それが年内の金融政策決定会合で決定される可能性は「無視できない」と指摘した。
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日銀は午前の金融調節で定例の国債買い入れオペで、10年国債を1%の利回りで無制限に買い入れる指し値オペと、債券先物の決済に使われる受渡適格最割安銘柄(チーペスト)対象の同オペを継続した。
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