26日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=142円台前半と、前日夕方と比べ小高く推移している。海外の祝日で市場参加者が少なく手掛かりに乏しい中、円の下値の堅さを意識した買いがやや優勢となっている。日中は引き続き実需のフロー主導で上下に振れる動きが続きそうだ。
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SBIリクイディティ・マーケットの上田真理人金融市場調査部長は、取引が薄い中で「前日終盤に142円50銭を超えたところから下がってきているため、ドルの上値は重い印象がある」と指摘。一方で、円が142円を超えるほどの材料も相場のエネルギーもないと指摘し、きょうは25日の取引レンジ内での動きになりそうだと予想した。
26日のアジア時間はシンガポールが祝日明けとなるが、香港やオーストラリアなどが引き続き休日で、取引に動く海外勢は少ないとみられる。米国は取引が再開する一方、欧州主要国は祝日となる。米国ではシカゴ連銀全米活動指数や住宅関連指標の公表が予定されているが、上田氏は「欧州が休場で米国も本格始動とはなりづらく、経済指標も相場を方向付けるほどのものではないだろう」と述べた。
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