東京 江東区の豊洲市場では5日朝、新年恒例の「初競り」が行われ、マグロの卸売り場には日本全国や世界各地の港から運ばれてきた生や冷凍のマグロが並べられました。
はじめに、参加者一同で能登半島地震で亡くなった人に黙とうをささげました。
そして、卸売業者の代表が「昨年はコロナから開放されたがマグロを始めとする多くの水産物の相場が思ったほど上がらなかった。本年はこれまでの努力が実り成果に繋がるよい年にしたい」とあいさつしました。
午前5時すぎに鐘の合図で競りが始まると、競り人の威勢のいいかけ声とともに大きなマグロが次々と競り落とされていきました。
ことしの最高値は青森県の大間で水揚げされた重さ238キロのクロマグロで、1億1424万円で競り落とされました。
これは記録の残る1999年以降で4番目に高く、1億円を超えるのは2020年以来4年ぶりだということです。
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