
東京株式相場は7営業日連続で上昇。日経平均株価は3万円の大台を一時回復した。新政権が打ち出す経済政策への期待に加え、新型コロナウイルス新規感染者数が減少傾向にあることが投資家の姿勢を強気にしている。米国の量的緩和縮小(テーパリング)が先送りされるとの見方から世界の株式相場が上昇していることも追い風だ。電機や自動車、化学を中心に幅広い業種に買いが入っている。日経平均株価の定期入れ替えで新規採用が決まったキーエンスや村田製作所の上げが目立つ。
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市場関係者の見方
東洋証券の大塚竜太ストラテジスト
- 短期的には買われすぎている印象だが、海外投資家は日本株のウエートが低い。出遅れていた日本株に対する見直し買いの勢いは続くだろう
- 次期政権への政策期待に加えて、米国のテーパリングが先送りされるとの観測も株に資金を向かいやすくする
- 日経平均が節目の3万円を超えれば利益確定目的の売りが出やすく、上昇後は大台近辺でもみ合う展開になるだろう
東証33業種
上昇率上位 | 非鉄金属、電機、輸送用機器、化学、倉庫・運輸 |
下落業種 | 海運 |
背景
- 東京都で968人の新型コロナ感染確認、1カ月半ぶりに1000人下回る
- 日経平均定期入れ替え:キーエンス、村田製、任天堂を採用
- 世界の株式相場が上昇、米金融当局の テーパリング先送り観測広がる
- 【 欧州市況】株は上昇、最高値に迫る-ドイツ債とイタリア債が高い
- ドル・円相場は1ドル=109円台後半で推移、前日の日本株終値時点は109円78銭
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