東京株式相場は4営業日続落。ロシアの国営天然ガス企業ガスプロムが欧州向け主要パイプラインの稼働を計画通りに再開できないと発表し、リスク回避目的の売りが出ている。自動車や海運、医薬品株などが安い。ただ取引開始後の日経平均株価は前週末終値近くまで戻す場面もあった。原油高を受けて、石油・石炭製品や鉱業株が上昇している。
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市場関係者の見方
東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジスト
- 米国市場で雇用統計発表後の株式と債券の動きがまちまちな印象。5日の米国が休場なこともあり先行きの不透明感は強い。ロシアによる欧州へのガス供給問題も懸念材料だ
- ただ、米雇用統計自体はファンダメンタルズが好転する兆しを示している。労働参加率が上昇しながら、失業率は上がって賃金の伸びも鈍化。米長期金利が低下して利上げ期待が低下するなど投資環境は落ち着いてきている
- 米株安を受けて売りが先行しても、投資環境の落ち着きから売り一巡後は戻すとみている。日経平均株価は最終的には下げ幅が100円未満の水準まで戻す可能性がある
東証33業種
下落率上位 | 海運、水産・農林、医薬品、輸送用機器 |
上昇率上位 | 石油・石炭製品、その他製品、機械、鉄鋼 |
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